京都府立医科大学　外園千恵先生、駒井清太郎先生らがまとめた難治性眼表面疾患に対するCOMET（培養自家口腔粘膜上皮シート移植術）による結膜嚢再建の結果をまとめた論文に、TRI 医療開発研究グループの木村泰子、医学統計グループの鍵村達夫が共著者としてBritish Journal of Ophthalmologyに掲載されました。

本論文は、京都府立医科大学で開発された培養自家口腔粘膜上皮シートについて、文部科学省の橋渡し研究支援推進プログラムで行われた後ろ向き調査研究のうち、癒着解除目的の移植例の長期観察データを含めた結果を報告しています。

TRIでは、2002年から2008年12月までに京都府立医科大学で行われた自家培養口腔粘膜上皮シート移植全 72例（86手術）を対象とした後ろ向き調査研究から、先進医療B、医師主導治験まで、アカデミアでの開発をサポートしてきました。

How to cite this article:
Komai S, Inatomi S, Nakamura T, Ueta M, Horiguchi G, Teramukai S, Kimura Y, Kagimura T, Fukushima M, Kinoshita S, Sotozono C. Long-term outcome of cultivated oral mucosal epithelial transplantation for fornix reconstruction in chronic cicatrizing diseases. British Journal of Ophthalmology. 2021;0:1-8
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34006509/

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■Research Highlights

• A bit of cheek restores sight （京都府立医科大学・外園千恵先生）

• Reducing cornea damage by transplanting cells from mouth (京都府立医科大学 外園千恵先生 他)

■Infographics

• Let there be sight

■The Principles of Regenerative Medicine

• Transplantation of cultivated autologous oral mucosal epithelial sheets in order to restore sight （京都府立医科大学・外園千恵先生他）