2022.11.16
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【論文】甲状腺未分化癌に対するレンバチニブの有効性及び安全性に関する第II相試験(HOPE)の研究結果が、TRIの五百路徹也、小島伸介、金田秀昭を共著者としてBMC Urologyに掲載されました。

 
日本医科大学大学院医学研究科 内分泌外科学分野の杉谷巌先生、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 頭頸部内科 田原信先生、隈病院 外科 東山卓也先生らがまとめた「甲状腺未分化癌に対するレンバチニブの有効性及び安全性に関する第II相試験(HOPE)」の研究結果の論文が、TRI 医学統計グループの五百路徹也、医療開発研究グループの小島伸介、金田秀昭を共著者としてBMC Urologyに掲載されました。
本研究は、根治切除不能と判断された甲状腺未分化癌(ATC:Anaplastic Thyroid Cancer)患者に対するレンバチニブの有効性と安全性を検討することを目的として、臨床研究法に基づいた特定臨床研究として、全国17施設で実施されました。
根治切除不能と判断されたATC患者において、推定 1 年全生存率は 11.9% (95%信頼区間、4.4%-23.6%) でした。事前に設定した1 年全生存率の閾値14%を上回ることはできず、反応があった患者の数は少なかったものの、これらの患者への効果は持続的であり、レンバチニブが一部の根治切除不能と判断されたATC患者に有益である可能性が示唆されました。

TRIは本研究において、プロトコル開発支援、データセンター、スタディマネジメント、統計解析、論文作成支援を担当しました。

How to cite this article:
Higashiyama T, Sugino K, Hara H, Ito KI, Nakashima N, Onoda N, Tori M, Katoh H, Kiyota N, Ota I, Suganuma N, Hibi Y, Nemoto T, Takahashi S, Yane K, Ioji T, Kojima S, Kaneda H, Sugitani I, Tahara M. 
Phase II study of the efficacy and safety of lenvatinib for anaplastic thyroid cancer (HOPE). 
Eur J Cancer. 2022 Sep;173:210-218. Epub 2022 Aug 3. doi: 10.1016/j.ejca.2022.06.044.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35932627/

※謝辞:TRI松尾みゆき(論文原稿レビュー)