センター長挨拶(2021年)

センター長・川本篤彦より
TRIの理念と今後のビジョンについてお話しいたします

川本 篤彦

医療イノベーション推進センター
センター長

医学研究、医療開発へのご支援を通じて、
最先端医療の実用化をめざします

 2021年4月1日付けで医療イノベーション推進センター(TRI)センター長を拝命致しました。福島雅典前センター長が創設され、大きく発展・成長してきたTRIを引き継がせていただくことになり、重責をひしひしと感じております。関係諸方面の皆様には、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 私の専門領域は、循環器内科学・再生医学で、1999年より米国タフツ大学のJeffrey M. Isner教授のもとで血管再生治療、幹細胞治療の橋渡し研究に従事し、2003年からは弊機構の前身である先端医療振興財団の血管再生研究グループ(浅原孝之グループリーダー)で血管再生治療の臨床研究、医師主導治験に取り組みました。その後、先端医療センター病院で、自らのプロジェクト推進の経験を生かし、整形外科(骨再生、軟骨再生)、耳鼻咽喉科(鼓膜再生、声帯再生)、眼科(網膜再生)、脳神経外科(脳血管再生)等による数々の臨床試験に治験調整医師等の立場で携わる機会をいただきました。これらの業務の中で、同じ財団内の異なるセクションであったTRIと共に臨床試験を支援することがしばしばありました。2016年からは副センター長としてTRIに所属し、再生医療以外の領域でも数々の医師主導治験、企業治験、特定臨床研究、市販後調査等に携わるだけでなく、厚労省の先駆け審査指定や薬事承認事例にも関わらせていただきました。また、2019年からは世界最大の希少疾患情報コンソーシアムOrphanetの日本支部長(National Coordinator)も務め、国内の難病患者さんへ海外発の疾患情報等を提供しています。

 以上のように、私はこれまで臨床開発の現場に従事し、TRIに対しては、外部・内部の両面からそれぞれ数年以上、経営方針、業務手順などを観て参りました。今後はこれらの経験を生かし、「現場での成果・品質」を重視して、浅学非才ながらTRIのさらなる発展に貢献致したく存じます。幸い、河野副センター長、鍵村センター長補佐はじめ、次世代のグループリーダー、チームリーダー、その他の優秀なスタッフが心を新たに取り組んでくれていますので、皆様のニーズを満たせる体制が整ってきたと実感しております。

1) アカデミアの医師・研究者の先生方、医療関連企業の皆様方に伴走し、あらゆる疾患に対する、あらゆるフェーズの医療開発をご支援します。
2) 非臨床試験、臨床試験、知財管理、事業開発、情報発信等の各分野におけるTRIの専門家集団が、顧客の皆様へワンストップサービスを提供します。
3) 学会と連携した疾患レジストリの構築、市販後調査を含めたリアルワールドデータの活用など、新しい領域に積極的にチャレンジします。

新体制となりましたTRIに対しまして、今後ともご高配賜りますよう
重ねてよろしくお願い申し上げます。

2021年4月吉日
センター長 川本 篤彦
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
医療イノベーション推進センター

TRIの3つの活動領域

TRIが医療イノベーション推進のために取り組んでいる主要な活動領域について詳しくご紹介します

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