医療開発研究グループ
クリニカルオペレーションチーム A.T.さん

  

自己紹介

 医療開発研究グループ クリニカルオペレーションチーム
 2013年4月中途入職
 大学では、血液学研究室で免疫細胞の抗腫瘍免疫の研究をしていました。卒業後、実験の経験を活かしたく、当機構の再生医療の研究室に技術員として就職、その後、病院で臨床検査技師としての勤務を経て、再度、当機構(TRI)に入職しました。数年間、企業治験(再生医療等製品)の細胞製造を担当していましたが、現在は臨床試験(医師主導及び企業治験)の支援※や薬事に関する新たな分野にも挑戦中です。仕事と育児の両立に悪戦苦闘しながらも、充実した毎日を送っています。
 休日は、家族みんなが楽しめるような公園を探して、少し遠出をし、お気に入りの公園やお店を発掘するのが楽しみです。
※治験調整事務局業務(独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の相談資料や治験承認に関する申請書類作成等)。


  

仕事について

 現在の業務は、主に臨床試験の支援をしています。支援にあたり、臨床試験の実施をTRIに依頼する研究者やプロジェクトメンバーとのコミュニケーションは非常に大切です。例えば、計画通りにいかない時は、研究者に対して、遅れた理由を丁寧に説明し、理解してもらう必要があります。また関連部門にどれぐらい遅れるのか連絡し、人員を確保してもらうよう調整する必要があります。このように臨床試験全体を眺め、上手くいくよう調整しなければならないところに難しさを感じます。一方で、日々新しい知識を学ぶことが多く、難しさの中にも楽しさがある仕事だと感じています。
 TRIはフレックスタイム制や、在宅勤務制度があるため、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができて助かっています。 
 
    
 

やりがい

 細胞製造業務では、患者さんの顔は見えませんが、実際に自分達が製造した細胞の治療効果がでたときは、とてもやりがいを感じます。
臨床試験の支援業務はこれから経験や知識を積んでいかなければなりませんが、研究者をはじめ、プロジェクトメンバーと共に、目標に到達できた時のことを思うと楽しみであり、これから頑張りたいと思っています。


  

将来について

 複数の業務に携わり、これまで経験のなかった臨床試験の支援や薬事業務に関わり、新薬開発の流れを身近に感じることができ新鮮です。しかし、勉強すべきことも多いので、実務経験を通して日々勉強し、今後自分がどのように成長していけるのか楽しみにしています。

        

治験のプロジェクトマネジメント業務の紹介(約2分30秒)